広告費は、一番売上に直結する「活きた経費」と言えると思います。
僕も開業して数年経ちますが、開業したての頃から、自己研鑽の為の新聞図書費(本・情報紙など)と広告費だけはケチらないようにしようと、心に決めていました。
結果的に、この2つの経費項目が、自分と自分の事務所を最も成長させてくれたと思っています。
広告費は使えば必ずリターンがあるというわけではありませんが、身銭を切ってテストしていれば、段々効率よくなってはいくと思います。
ノウハウと経験がどんどん蓄積されますので。
弊所で広告している、あるキャンペーン(リスティング広告)では25万円の広告費を投入して、180万円の売上があがりました。
この180万円の売上は、25万円の広告費を投じなければ、上がらなかった売上です。
広告費は、どうしてもリターンが来るかわからない中での、先払い経費となりますので、躊躇してしまう気持ちはわかります。
僕も開業当初のお金が無かった時分に、20万円とか30万円の広告費を使うことが怖くなかったと言えば嘘になるでしょう。
しかし今は、20万、30万を惜しんでしまったばっかりに、200万の売上を逃してしまうことの方が圧倒的に怖いです(笑)。
この真逆の発想、真逆の恐怖は、8年間の経験で培った確かなノウハウと経験だと言えると思います。
開業予定の方からよくご相談を受けます。
「広告が大切なことはわかりましたけど、広告を打つのが怖い・・・・」
何度も言いますが、僕も開業当時はそうでした。
しかし勇気を振り絞って、そこから一歩踏み出さなければ、事態は何も変わりません。
仮に投じた広告費から、何の経済的なリターンが得られなかったとしても、それはあなたの「経験」としては、投じた広告費以上のリターンがあったと言えるはずです。
つまり、結果が良くも悪くも、自分にとっては何らかのリターンがあるという、素晴らしき経費項目だと思っています。
リターンをもたらす(可能性のある)経費については、実質は投資であり、渋ってはいけない費用です。
行政書士試験の合格発表があれば、早速登録申請して、開業に踏み切る方もいらっしゃると思います。
そういう方々へ、僕なりに自己の経験を踏まえてアドバイスするとしたら、
「恐怖に打ち勝て!」
ということでしょうか。
今手元にある、20万、30万を貯金しておいたとしても、生活している以上、いつかはなくなるお金です。
最低限の生活費・事務所経費を確保したら、後は全部広告に全部回すくらいの覚悟で臨んで、安定的な生活を手に入れる方が良くないですか?
20万、30万を手元に寝かせておくよりも。
「あなたの存在、あなたの人柄、あなたの理念、あなたのサービス」
それらは黙っていても理解してもらえるものではありません。能動的に、周知させていかなかければならないのです。
その作業のひとつが「広告」だと思います。
僕が一番お勧めしている広告は、やはりPPCです。
ダイレクトに売上を立てているのはやはりYahoo!リスティング広告、グーグルアドワーズですね。
・Yahoo!リスティング広告
・グーグルアドワーズ
WEBでガッツリ営業するのであれば、PPC広告は欠かせません。
ネット・アナログに関わらず、売り上げを上げている事務所は広告を打ってます。絶対に削減してはならない経費と言えますね。
怖がらずに、徐々にでも、挑戦して行きましょう!!
24歳で開業。現在11年目に突入。開業3ヶ月目で売上100万円突破。2年目に事務所を法人化。月商700万円超。売上倍増の軌跡と、「金ナシ、コネナシ、実務経験ナシ」の弱者でも成功できる行政書士開業ノウハウを、余すことなく無料で公開中。メールマガジン購読者限定の特典もあります。→ご登録はこちら
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