今回の案件では名義変更だけでなく、希望ナンバーをご希望いただきました。
希望ナンバー手続きはすこし日数を要します。
ちなみに特定のナンバーだと抽選に通らないと取得できません。下記は熊本の例ですが、だいたい東京とかでもこんな感じです。話題性とかでたまにこれらの抽選対象番号は変わるみたいですね。
今回は抽選対象以外のナンバーですので、問題はありません。
例えば結婚記念日とか誕生日とかの数字は基本的にナンバープレートが出来上がるまでに第5営業日かかります。
もしナンバープレートに図柄が入ったものを希望される場合は第10営業日が必要です。
最近だとオリンピックをテーマにしたものが人気で、よく見かけるかと思います。他にも都道府県ごとに地域の特色を活かした柄が出ており、人気があります。
この世界に入るまでどうやって取得するのだろうと思っていましたが、こうやってちゃんと申請するのですね。申請の際には寄付金も必要になります。
申請は標板協会へ行ったとしても、パソコンで申請になります。
この申請はオンラインでもできるのですが、費用の振込などの手間も必要なので、遠方でない限り標板協会へ行った方が早いです。
右下にバーコード読取機がありますよね?
なんと既存の車の場合車検証にあるQRコードを読み取りすることでどの車の手続きをするのか情報を読み取ってくれるのです!
実際に車検証右下にあるQRコード
どんな役割するかと思っていましたが、車両の情報、所有者の情報など多くがココには入っていました!驚きです!
あとは登録済みの情報にかぶせてどこを変更するのかなど入力すれば申請完了となります。
最後に書類が印刷されていますが、その際に画面に出る通り、一部補記が必要です。
内容確認して補記の後、窓口でお支払い。
寄付金とナンバープレートの費用はそれぞれに領収証が発行されます。
なるほど納付先も異なりますね。
このような予約票も発行されます。
今回は図柄入りの希望ナンバーなので、交付可能年月が第10営業日後になっています。有効期限は1ヶ月しかないので、この間に手続きを完了させる必要があります。
そして納車日当日!
これまで一時抹消されている車の名義変更が多かったので、納車日に手続きする際にはまだ車がくる前に車検証の名義変更を終えて、ナンバープレートは車が到着してから標板協会に取りに行くという流れが主流でした。
しかし、今回は車検が有効でそれまで使っていた車の名義変更に伴う手続きでしたので、いつも通りに車到着前に手続き申請をすると、変更前のナンバープレート回収が先に必要になりますとのこと。
(赤マルの部分が足りない箇所)
お客様が到着してすぐにナンバープレートを受け取り、手配に入ります。
ナンバープレート返却時は返却に立ち会う人がこちらを記入してから一緒に標板協会にお渡しします。
ナンバープレート返却後、以下のスタンプをもらえたらいよいよ名義変更後の車検証が発行できます。
その後はこれまでの名義変更通り、車検証が出来がったら、ナンバープレートを受け取り、お車に取り付けて完了です!
希望ナンバーは発行までに時間がかかるので、その分処理が滞りますが、ちゃんと必要書類が揃った時点で陸運局の窓口で書類の確認さえしておけば問題ありません。
ただし、希望ナンバーの手配時に必ず注意したいのが「ナンバーの確認方法」!
万が一間違えがあると当日直せるものではないので、大変です!
対面での依頼であっても必ず依頼者にメモを書いてもらうなどして、確認が取れるようにしておく必要があります。万が一口頭のみの依頼であった場合で出来あがった希望ナンバーが異なると一大事ですので。汗。
24歳で開業。現在11年目に突入。開業3ヶ月目で売上100万円突破。2年目に事務所を法人化。月商700万円超。売上倍増の軌跡と、「金ナシ、コネナシ、実務経験ナシ」の弱者でも成功できる行政書士開業ノウハウを、余すことなく無料で公開中。メールマガジン購読者限定の特典もあります。→ご登録はこちら
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