平成22年1月よりLECパーフェクトコースを受講。
資格学校の講師から言われた、「学習範囲は狭くすること」「必要以上に広げないこと」を念頭に置き、資格学校のテキストと、指定された市販の参考書以外は使用していません。
書店や口コミで良いと評判の参考書等も1冊も使いませんでした。
合格者から「この参考書が良かったです」と聞いても、一切買いませんでしたし、判例集等は見たこともありません。とにかく、同じテキストを繰り返し、繰り返し、基本を徹底的に反復していました。
民法、行政法は、おそらく30回以上は反復したと思います。
中でも重点的に勉強したのは、やはり、憲法、民法、行政法の主要3法ですね。
特に、憲法、行政法の配点は、民法、会社法の配点の2倍以上という高配点となっていますので、かなり時間をかけて学習しました。なんせ法律なんて勉強したことがなかったですから、9月ぐらいまでは、基礎を重点的に反復していました。
その甲斐あってか、本試験では憲法、行政法とも高得点がとれました。
一般知識等は、資格学校のテキストを使用して、あとは資格学校の答練、模試で出題された問題を切り取ってファイリングして持ち歩き、移動時間や会社の休憩時間等に読み込んで覚えてました。
記述対策はほとんどしていません。
講師曰く、何百何千の判例をただやみくもに暗記する時間があるのなら、基礎をしっかりすれば、それこそテキストをすべて覚えるぐらいの勢いで勉強すれば、自ずと言葉がでてくる。
それを信じて、記述対策講座を2日間受講しただけで、あとは、答練や模試で出題された問題をやって、記述問題独自の言い回しや書き方などを勉強しただけでした。
結果、28点。こんなものでしょう。
記述は配点が高いだけに、やみくもに条文や判例をただ覚えがちですが、それが当たれば大きいですけど、外れれば玉砕しかねません。記述問題は、ギャンブラー的要素がありますね。
このような順序で勉強していました。
資格学校テキスト⇒市販参考書⇒過去問⇒答練・模試
市販参考書では、法学検定試験問題集は、最近の行政書士試験にかかせないですね。資格学校が自社のテキスト以外にお勧めしていますので間違いないでしょう。
この問題集は、試験範囲以外の「刑法」なども掲載されていますので、試験範囲の科目だけ授業の進行に併せて使用するようにしていました。だいたい20回から30回は反復したと思います。
そして、10月に入ってから仕上げは、制限時間内に解ける練習です。時間が足りないとよく聞いていましたので、時間の配分を考えて問題を解く練習をしました。
60問÷180分=1問約3分で回答しなければいけません。 1問の処理時間が2~3分余計にかかれば、単純に10問で約30分前後もの時間が奪われることになります。
一般知識で出題される長文問題は、問題文だけでA4サイズ1枚あります。問題文を読むだけで3分なんてあっというまに終わりますので、法令問題でどれだけ、時間短縮ができるかがカギとなります。
ですので、こちらも資格学校の答練・模試を受講して、どのような順番で問題を解けばいいのか等、自分なりに試行錯誤しながら、処理速度を上げる練習をしていました。
「社会人で初年度1発合格」、聞こえはいいですけど、努力なくして得られないことは、言うまでもありません。
結論。あせらず、楽をせず、着実に『基礎基本から積み上げること』それこそが最善の勉強方法だと思います。
24歳で開業。現在11年目に突入。開業3ヶ月目で売上100万円突破。2年目に事務所を法人化。月商700万円超。売上倍増の軌跡と、「金ナシ、コネナシ、実務経験ナシ」の弱者でも成功できる行政書士開業ノウハウを、余すことなく無料で公開中。メールマガジン購読者限定の特典もあります。→ご登録はこちら
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