行政書士は書類を扱う仕事。書類作成のプロです。ミスは許されません。
が、避けて通れないのが誤字脱字。俺に限ってそんなミスは絶対にしない!と思っていても、必ず一度はやってしまうと思います。
たとえば、会社設立や許認可で印鑑証明書の添付が必要な場合。通常、印鑑証明書と一言一句、同じ記載が求められます。簡単なことのように思えます。
難しい漢字などは、きっちり記載できていても、なぜか、簡単な字で誤字してしまう。
(うちも過去に何度かありますが、顧客・役所対応ともに完全なリカバリーを行うので、致命的なミスになったことは一度もありません。年間500社超の扱いがありますので、少ない方だと思います)
どれだけチェックしても、自分の目だけでは、誤字脱字をスルーしてしまうことが多い。なぜなんでしょうね。
同じ箇所を何回も目でおっているにも関わらず。苦笑。
何度も何度もチェックしながら作った書類だから絶対に大丈夫だ。自分で作った書類だからこそ、色眼鏡で見てしまうのですね。
他人が作った書類って、簡単にミスを発見したりするのですが。。
補助者やスタッフがいれば、全員でチェックする。ただ、開業当初は一人事務所がほとんど。
その場合、どうするか?
家族に見てもらおうにも守秘義務があるからそれはできません。
自分が作った書類は、業務フロー的に余裕があるのであれば、時間をあけて、「再チェック」です。更に時間をあけて、「再々チェック」。
朝に書類を作ったのであれば、時間をあけて夜に再確認。
夜に書類を作ったのであれば、一晩寝かせて朝に再確認。
完全にミスをなくすことはできない。が、最小限に食い止める方法はある。
兎にも角にもお客様の大事な書類なのだから、回数もそうですが、時間をかけて、時間をあけて、チェックする。
え?それだけ?とお思いですか?効果ありますから、だまされたと思ってやってみてくださいね。笑
時間をあけて確認。これがミソです。
自分だけは大丈夫。と思っていると、痛い目に遭っちゃうかもしれませんよ。
「書類作成のプロだからこそ、書類を数多く扱うからこそ発生するミスもある」と肝に銘じていてください。
後、リカバリー的な役割を果たすのが捨印。捨印対応が可能な書類の場合は、必ずもらっておきましょう。
捺印を頂いた後に誤字脱字を発見しても、捨印があれば安心です(と言えど、捨印は利用しないのが一番)。
誤字脱字部分を2重線で消除し、捨印の上又は横に「●字削除 ●字挿入」と記載すればOKです。
24歳で開業。現在11年目に突入。開業3ヶ月目で売上100万円突破。2年目に事務所を法人化。月商700万円超。売上倍増の軌跡と、「金ナシ、コネナシ、実務経験ナシ」の弱者でも成功できる行政書士開業ノウハウを、余すことなく無料で公開中。メールマガジン購読者限定の特典もあります。→ご登録はこちら
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