マーケティングを考える上で、一番の基礎となり、てっとり早く参考にできるのが「自分の購買行動」です。
日々の自らの購買行動を注意深く観察する。
毎日、毎月、金額の多寡に関わらず、どれだけの数の商品・サービスを買っていることか。この貴重な購買経験を活かさない手はない。
で、僕の購買行動を分析してみました。
2つに分けて考えます。
日常・消耗品やサービスについては、
「安いか?」
「価格の割には良い(または良さそうに見える)か?」
「納期が早いか?」
をメインに買い物してます。
この3軸を中心に考えて、物を買ってます。
ちょっと長いですけど、要するに、1の「コモディティ商品以外」ですね。
これらに関しては、多少価格が高くても買います。
経済的に今は難しくても、絶対将来手に入れてやるぞ。って思います。手に入るまで時間がかかったって構いません。高いお金を払っても、時間がかかったとしても、自分を満足させてくれたり、問題を解決してくれるなら、それでいいのです。
上に挙げたものは、あくまでも僕個人の購買意思ですが、大同小異かと思います。
自分の購買意思と見込み客の購買意思を単純に同じとして考え、当てはめて自社サービスを考えてみると、色々と見えてくることがあります。
(購買行動って無意識で行っている場合もありますし、多分にその時々の感情にも左右されますが、ここでは割愛します。関連記事→士業ホームページ成功の秘訣【サービスの「売り」と「求める行動」は具体的に】)
そう考えると、行政書士開業前の方からよくある質問で、「どの業務を選択したらよいか?」というものがあるのですが、悩む必要ってなくなりますよね?
1がいわゆる代行型業務
で、
2が専門特化型・地域特化型業務
になるかと思います。
業務を複数選択するもよし、専門業務一本で攻めるもよし。結局はこの1、2どちらを選ぶか、もしくはその両方を選択するのか。この一点に終着するのではないか思います。
士業という括りで言うと、弁護士や公認会計士・税理士はまだまだ圧倒的な情報の非対称性を保っています。地域性もありますよね。
当然、以前よりも競争は激しくなっていると思いますが、我々行政書そやその他士業に比べて、まだまだ強みがあります。
ただ、行政書士であっても悲観する必要はまったくありません。
行政書士でも業務の専門性を高め、業界ナンバーワン(地域でナンバーワンでもいいです)と言われるような方々は、弁護士とも肩を並べて活躍をされていますし、しっかり稼いでいます。専門性がありますから、今後も市場から見放されることもないでしょう。
自分の購買行動に多くのヒントが隠されているマーケティングって面白いですよね^^簡単っちゃあ簡単なんですよね。マーケティングって。
マーケティング本はたくさんありますので、細かなテクニックはちゃんと勉強すべき。マーケティング知識があるとないでは、開業後、売上に大きな差が出ます。
そのマーケティングの基礎として、自分の日々の購買行動を注視しておくだけでも、自社のマーケティングに活かせます。
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24歳で開業。現在11年目に突入。開業3ヶ月目で売上100万円突破。2年目に事務所を法人化。月商700万円超。売上倍増の軌跡と、「金ナシ、コネナシ、実務経験ナシ」の弱者でも成功できる行政書士開業ノウハウを、余すことなく無料で公開中。メールマガジン購読者限定の特典もあります。→ご登録はこちら
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