ニッチな分野を自ら作って、その後どうする・・・。:コラム第29回。

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コラム第29回:ニッチな分野を自ら作って、その後どうする・・・。

さて、今回は「ニッチな分野を自ら作る」というテーマでお話したいと思います。

僕自身も実際に21歳の頃に留学エージェントに騙された経験がありまして、その経験や今現在留学エージェントを経営している経験を行政書士業にも活かしているわけです。

金森先生の著書にもありましたが、人生何が役に立つかわからないもんですね。

こういったことは、何も特別なことでもなんでもなく、誰にだって特殊な体験やこれまでの人生の歩みの中で「使えそうな体験」ってのはあると思うのです。

  • 離婚経験がある
  • 交通事故に遭ったことがある
  • 騙されたことがある
  • 借金で悩んだ事がある
  • 相続手続きで揉めた事がある
  • 運送業の事業をやっていた事がある
  • 不動産、ゼネコンで働いていた
  • かつて警察に勤めていた
  • かつて飲食店をやっていた
  • かつてITをやっていた
  • かつて役所勤めをしていた
  • オーストラリアに住んでいた
  • セクシャルマイノリティの友人がいる
  • 外国人の女の子と付き合っていた
  • 留学経験がある
  • 契約書のことでトラぶったことがある
  • 派遣切りにあった
  • 殴られたことがある

行政書士の業務は幅広いので、あなただけの個別性の強い体験と行政書士業務を絡めるだけで、ニッチ業務の創造や他社との差別化を図ることができるチャンスが生まれると思います。

僕が自身の留学を通じて、ビザ手続きや今回サイトで公開しました解約手続きのお手伝いをしていること。

  • 英語ができることで、外国法人の設立手続きをしていること
  • 自ら会社を経営している上で会社設立手続きをしていること
  • 自らも融資を受けて開業した経験を活かして公的融資申請のお手伝いをしていること

その多くは自己の経験を活かして、行書業務に投影させて稼いでいると言えるかもしれません。

この時期になると決まって増えてくる質問の中に、行政書士は食えますか?と言うのがあります。

ただ、最近は若干レベルが上がって(?)、今から会社設立業務で食えますか?

だとか、内容証明の仕事で食えますか?

だとか、この業務で行けるかどうか?

を聞かれます。

うーん、わかりません!(笑)

でも、少なくとも、僕は稼げると判断した業務を選んでサイト構築していってますので、それを参考にして頂ければと思います。

まあ、稼げるという保証はできませんが。^^;

資格自体を対象に議論するのが無意味なように、業務自体を対象に議論するのも無意味だと思います。

同じ内容証明という仕事でも、稼げる人もいれば稼げない人もいるわけで。

パスポートの申請代行で稼いでいる人もいる一方、僕はパスポートの申請代行で稼いだことはありません。

じゃあ、これで食べていけるのか?

という話ですが、大体単価が2万円程度でしょ?

で、いくら僕がオンリーワンと言ったって、母数が少ないから成約できてもせいぜい月に4,5件。

売上にして考えても、月10万円程度。

大した金額ではないとは言え、広告費もかかるわけで、これじゃあ、食っていけないですよね。

そこで別業務でも稼ごう!と言ってニッチ業務6つ集めて月10万円×6件で60万円くらい売り上げましょう。というのもひとつの手だと思います。

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24歳で開業。現在11年目に突入。開業3ヶ月目で売上100万円突破。2年目に事務所を法人化。月商700万円超。売上倍増の軌跡と、「金ナシ、コネナシ、実務経験ナシ」の弱者でも成功できる行政書士開業ノウハウを、余すことなく無料で公開中。メールマガジン購読者限定の特典もあります。→ご登録はこちら

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