売上のことを忘れる事が売上につながる?:コラム第65回。

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コラム第65回:売上のことを忘れる事が売上につながる?

今回のコンテンツはタイトルに書いた通りなんですが、売上のことを忘れるなんて、なかなかできないですよね。

行政書士事務所だって事業体なんだから、売上を上げていかなければ継続自体出来ません。

我々だって喰っていかなければなりませんし。

ただですね、お客様の側からすると、極論すれば

「そんなの関係ねぇ!」

わけです(わ!ちょっと古い?)。

  • あなたに養っていかなければならない家族がいようが
  • スタッフに支払うべき給料が数百万円あろうが
  • 高級外車に乗りたいという願望があろうが
  • 広告費や紙代なんかがいくらかかっていようが

お客様からご相談頂いた場合には、売上のことを考えずに、全力を尽くす!

はあ?そんなのプロとして当たり前だろ?

そう思われる方も多いと思うのですが、本当に出来ている人ってごくわずかだと思いますよ。

これって、無料相談で終るんじゃないか?

教えてあげたら、「ありがとう」で去っていくのではないか?

コスト割れしないだろうか?

やはり皮算用をしてしまう時もあります。

打算や皮算用無しで聞かれたことに全力を注ぐ。

例えそれが依頼につながろうとつながらなかろうと。

それが結果的に売上につながることが多いと感じます。

経営者に対して、自社の売上のことを2の次、3の次に考えろと言っても無理な話ですし、僕自身もなかなか売上のことが頭から離れない人間の1人です。

しかし、自分のことよりも相手のことを考えあげられる人が人気があるように、消費者(サービスを受ける側)だって自分のことに一生懸命な人とお付き合いしたいと考えるのは当然の心理でしょう。

特にBtoCの場合にはそれが顕著だと感じます。

もちろん、全ての人に想いが通じるとは言いません。

ウチの事務所でも実際に、急ぎで相談したい、お金は後日必ず払いますからと言って相談に2時間応じて、後日ぱったり連絡がなくなったり、融資を受けるまでは、実行はまだかと急かしてきたのに、融資がおりるや否や、連絡が取れなくなり、成功報酬をとりっぱぐれたり(笑)。

なんてケースも1件や2件ではありませんでした。

そんな時は、非常に悲しくなるものですが、世の中捨てたもんでもなく(笑)。

報酬や依頼なんて期待せずに相談に乗ってたりすると、それが依頼へつながったり、後から請求してもいないのに、先方さんから報酬を払わせてくれと言われたり・・・・。

そんなことだって意外に多いんです。

皮算用した時に限って、その依頼はポシャッたりしますので(笑)

「無心」になってみると、うまく行くことが多いのかもしれませんね^^;

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