前回コラムのその1.値引きを要求してくるタイプからの続きです。
面談をしていると「なんかこの人は嫌だな」と感じるタイプの人っていますよね。
そのタイプは人によって違うと思いますけど、私の場合で言えば、例えば、「態度がやたら横柄な人」。
「自分が依頼者なんだから、全て自分の言うことをきくべきだ」
このような態度で、相談にいらっしゃる方もいました。
個人的には、こういう人から業務は受けたくありません。
無茶な要求をしてくる可能性も高いし、相性が合わない依頼者に振りまわされて、他の優良な依頼者の業務にまで影響を及ぼしかねないからです。
ただし、行政書士は正当な事由が無い限り業務を断れません。
だから、自分から断るのではなく、見積りの金額をかなり高めにすることにしました。
自分と相性が合ないタイプから依頼を受けるとすると、それだけ時間・手間がかかります。
精神的・心理的負担も馬鹿にできません。
他の業務を投げ捨てて、その業務を遂行しなければならない危険性もあります。
場合によっては、他の業務に影響を及ぼして、損害賠償などを支払うことになるかもしれません。
そのようなリスクに見合った金額を見積りに出すことにしました。
具体的にいうと、「自分が決めた標準報酬の5倍」or「100万円」
このどちらか高い方の金額からの見積りを出すことにしました。
自分としては相性が合わないタイプだと思っていても、相手からすると「ぜひお願いしたい!」と思っている可能性も一応はあると思ったからです。
例えば「お受けするのであれば、着金300万円からの個別のお見積りになります」
このように伝えて、それでも私に依頼したいと言ってくれるなら、依頼を受けてみようと思いました。
ただし、幸か不幸かこのような見積りにして、結果的に依頼になったことはありません。笑
だから自分と相性と合わない依頼者の仕事を受けたくない場合は、高い見積りを出すのが一番だと思います。
ちなみに、こういう相性が合わないタイプの相談者は、無料相談をやっていた頃に多かったです。
無料相談をやっていると、「お前、お客が欲しくて仕方ないんだろ?」と自分の弱みを見透かされます。
それが依頼者の横柄な態度につながる場合は少なくないでしょう。
値引きも要求されやすくなります。
有料相談にすると、既にこちらを専門家として信頼している人しか相談にきません。
それなりに専門家に敬意を払う常識人が相談に訪れます。
有料相談のメリットについては以下のコラムを参照してください。
<参考>
24歳で開業。現在11年目に突入。開業3ヶ月目で売上100万円突破。2年目に事務所を法人化。月商700万円超。売上倍増の軌跡と、「金ナシ、コネナシ、実務経験ナシ」の弱者でも成功できる行政書士開業ノウハウを、余すことなく無料で公開中。メールマガジン購読者限定の特典もあります。→ご登録はこちら
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