こんにちは。
もはや年中建設業の仕事で忙しい当事務所ですが、ここからの時期は前半戦の山場がやってきます。
そんな事務所が大忙しの時期ではございますが、私は今月中旬からカナダ、アメリカにしばらく行ってまいります。(2週間程のリフレッシュ休暇)
今売上げも会社も大きくなっていっている時期ですが、もはや融資は不要状態ですので、内部留保だけで今後は経営と投資を回していきたいと思っています。
スタッフも5名追加し、池袋のオフィスも今の倍以上の所に移転予定です。
下半期も非常に忙しくなりそうでワクワクしております。
ワクワクは良いんですが、最近はお互い忙しくて温泉に一緒に行っていない齋藤先生に今回も書いてもらう事にしました。
では、どうぞ。
みなさん、こんにちは。銀座の齋藤です。
前回、拙著の出版を告知したこともあって、沢山の先生方に拙著をご購入頂きました。
ありがとうございました。
お年寄りが笑顔になる!地域密着デイサービスのはじめ方(ナツメ社)
上記の拙著は、出版社の企画としては、通所介護(デイサービス)を開業したい「一般市民向け」に発売されています。
しかし、私の執筆意図としては、介護分野に取り組む行政書士の実務に使ってもらうことを重視して書いています(笑)
介護分野にこれから取り組む予定の社労士さんからも
「齋藤先生の本、凄く実務に役立ちそうです!」
ってほめられました。
行政書士向きに書いたつもりの本なのですが、実際に出版してみると、予想外に社労士さんに買って頂いているようです。
実際に本を出してみないと分からないことってありますね。
介護事業立ち上げの観点から、会社設立手続きや創業融資に成功した事業計画書の実例なんかも説明をしていますので、確かに、行政書士だけではなく、社労士さんも知っておいた方がいい内容ですよね。
指定申請やるときの事業所の写真撮影のポイントとか、行政の手引きに書いてない、実務上の落とし穴とかも書いてますので、かなり実務家向けの本です。
沢山の先生方に拙著を読んで頂いて、とても嬉しいです。
このを読んでない方は下記を参照してください。
開業したばかりの新人が、どうやって先輩行政書士との競争に勝ち抜いていくのか。
新人なら皆さん悩むところですよね。
結論から言えば、実務経験不足を埋め合わせる位の膨大な知識のインプットがあれば、先輩行政書士を新人が追い抜くことも十分できます。
その意味では、新人も安心して行政書士を開業していいと思います。
例えば、上記のように私は介護分野で実務書籍を出版していますが、介護保険制度は2000年にスタートしています。
私が開業したのは2007年です。
しかも、私は介護業界の出身とかでもないですし、開業してすぐに介護分野に取り組み始めたわけではないです。
そう考えると、私と比較して、昔から介護分野に取り組んでいる古参の先輩方とのキャリアは10年以上の差があります。
普通に考えると、私の入り込む余地なんて無いですよね。
でも現実を見ると、専門家として社会から認知されて出版のオファーを受けているのは私です。
しかも、通所介護開業ノウハウの実務本を出版している行政書士は、現状、日本で私一人しかいません。
行政書士は全国に4万人以上いるのにですよ。
この現象から何が分かるのか?
分かることが2つあります。
1つ目。これは、HP等を通じた適切な情報発信、専門家としての信頼の獲得、ブランディングが重要ってことです。
開業年数ばかり長くても、信頼のある専門家として認知されなければ意味がありません。
逆に、開業年数が短くても、キャリアが浅くても、HP等を通じた適切なブランディングがなされていることが、専門家として選ばれるために重要です。
全国にいる4万人の行政書士で、HP等を通じた適切なブランディングができている行政書士は少ないってことです。
2つ目。経験の不足は、圧倒的な知識のインプットで乗り越えられるってことです。
特に、法改正のタイミングに乗じて業務に取り組めば、それは比較的容易です。
法改正のタイミング等を利用しないのであれば、実務に直結するインプットは書式集を使用するのが効率的です。
膨大なインプットをして、専門家として本を1冊かける位のレベルになれば、新人が先輩を追い越すことも十分できます。
今回の私の出版は、それを証明していますよね。
私は開業して以来、一貫してそういう発想で行政書士業務に取り組んできました。
私は介護以外の分野でいうと、公益法人関連の業務が凄く得意です。
それは下記のコラムでも説明しているように、法改正を上手く活用したからです。
介護保険制度は定期的に改正されるわけですから、それを見逃す手はありません。
今回の介護分野での出版は、新人がベテランを追い抜く方法【実践編】2015年版というべきものです。
この方法はだれでも使えますし、開業してからもずっと使えます。
取り扱い分野が広大な行政書士だからこそ活きる方法です。
仮に、新人(開業したばかり)ではなくなっても、何か新しい分野にチャレンジするときは、だれだって新人みたいなものですからね。
24歳で開業。現在11年目に突入。開業3ヶ月目で売上100万円突破。2年目に事務所を法人化。月商700万円超。売上倍増の軌跡と、「金ナシ、コネナシ、実務経験ナシ」の弱者でも成功できる行政書士開業ノウハウを、余すことなく無料で公開中。メールマガジン購読者限定の特典もあります。→ご登録はこちら
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